安岡正篤師の著作から、品格を磨くための如何に生きるべきか、心に響く言葉を選び紹介しています
品格を磨く編 13 自分をわきまえる
自分と分際 自と分を考える 「自分」という言葉を二つに分けて考えてみると、 「自」は「自己」、「自由」を意味します。 「分」は「分別」、「分際」を表し集団の一部で あることを示しています。 つまり「自分」という言葉には、「自己」という存在と...
品格を磨く編 12 成功と言える人生を送る
老いて我が人生を省みる時 解説・この言葉に思う事 20才台から60才以前、社会の中で仕事に 家庭において己の時間に忙殺される殆どの方は、 自らの人生を省みることはほとんどないと思われます。 ましてや、願望、夢を実現するんだと 粉骨砕身がむし...
品格を磨く編11 生命力を高める
生命力が刺激を受けると 解説・この言葉から思う事 「生命力」と聞いてどのような事を創造されるでしょうか? 病気に負けない体力でしょうか? 体を鍛える事でしょうか? 半分当たっていて半分違うと思います。 「生命力」→「命が生きる力」とは、 自...
品質を磨く編 10 壺中天に表される内面世界を磨くこと
壺中天とはどういうものか 註 壺中天(こちゅうのてん)とは、現実の世界とは異なる別世界をさします。 また、別の意味では、飲酒して現世の嫌な事から逃れる意味として使われます。 解説・この言葉から思う事 「壷中天」という言葉の由来について少し...
品質を磨く 編 9 心配事に流されそうになった時には
生きていれば心配事に忙殺される 解説・この言葉から思う事 生まれてきて、幼稚園、保育園、小学校と成長に伴い、 他人から見たら、実に些細な事でも人は「心配事」に まとわりつかれ、その事で心が一杯になってしまいます。 更に、社会に出て、勤めたり...
品格を磨く 編 8 理想を持つことが大切
理想を持つ 解説・この言葉から思う事 ここで述べられる「理想を持つ」という事は、 漠然とタレントに「憧れる」とか、 さほど強く思う事のない成功者への「思い」ではありません。 10年先、20年先、30年先を見据え強い願望・夢を 実現せんと、日...
品格を磨く 編 7 何歳で人間として出来上がるか
生まれきた我が子を如何に育てるか 解説・この言葉から思う事 幕末の儒学「頼山陽」は、13歳の時に、 父親に漢詩を書き送っています。 13才の少年がこれほどの意味を成す漢詩を 書いたことには驚きを禁じ得ません。 その意味は、 「13才の季節を...
品格を磨く 編 6 君子と小人とはどのような人か
人の器というものは 解説・思う事 「安岡正篤師」の御著書「先哲講座」では、 「君子」と「小人」について語っています。 この様に「安岡正篤師」の言葉を基本に、 今の世の中を動かす各界のリーダーを見渡すと、 どれほどの「君子」がおられるのか、 ...
品格を磨く 編 5 短所を長所に変える
短所を長所として生かす 解説・感じた思い 人という動物は、年数を経るとどのように過ごしてきたか 顔や表情に現れるものです。 どれほど、端正な顔立ちの方でも、 自ら切磋琢磨せず、言われるがまま、 他人の言葉に踊らされ、結果を考えずに 生きてき...
品格を磨く 編 4 退屈に耐える
耐えることを学ぶ 出典元 イースト・プレス刊 安岡正篤 運命を思いどおりに変える言葉より 人生、時に耐えることも重要 近頃のニュースや世相を見ていて感じることは、 些細な事でも、我慢できない人がいることです。 社会を構成するうえで、目的や夢...