幸せに気づくには
人間の幸せとは自分の
思う通りになる事ではなく、
既に与えられたもので、
それが見えるか見えないかは
自分の心次第だと
気づかされるのです。出典元
月間致知 2017年5月号 P.106
「人生を照らす言葉」
鈴木 秀子氏の言葉
幸せがやってくる
「幸福」って向こうから
来るものではなく、
常に自分の生活の中に
存在しているのですが、
自分の周りを不満に思う気持ちが、
「幸福」を見逃しているのです。
日々の暮らしが滞りなく過ごせて、
2食または3食食べることが出来て、
毎月それなりに収入がある。
時にちょっとだけ贅沢が
出来る事ってそれだけで
「幸せ・幸福」だと思います。
幸せは空気と同じ
幸せになりたいとか、
老後は安寧な生活をしたいとか
思う事ってあると思います。
「幸せ・幸福」って
何だろうって考えると
実は空気みたいな存在で、
自分がその事に
気付いていないだけ
なのかもしれませんね。
空気を吸ったり
吐いたりしている時に
なんて
思いながら生きている人って
いないと思います。
無意識に呼吸をして
生命活動をしているだけのことです。
「幸せ・幸福」も
空気と同じようなもので、
実は「幸せ・幸福」という膜に
包まれてるのに、
その事に気付いていなのです。
特に欲望が強すぎる人や
他人や環境が自分を不幸にしていると
思っている人は「幸せ・幸福」という
膜に包まれてることを感じないのです。
不平
不満
悪口
ひがみ
妬みに
深く埋もれている人の中には、
他人が不幸になっていく様を
みて喜ぶという精神構造の方もいますが、
その様な人は稀で逆にそのような人は
犯罪者に多く見られるタイプといえます。
「幸福感」を得る方法や行動は実に単純で
簡単ですが、いざ実行するとなると
邪な気持ちがどこからともなく
湧き上がって自分自身を
迷わせるものです。
「幸せ」になりたい自分がいるのに
それを邪魔する自分が
心の中にいるのです。
仏教では「一念三千」
という考えがあります。
簡単に言うと、
人の心の中には、
3000の部屋があって、
その一部屋ごとに
色々な気持ちが
収まっているのです。
やたらと欲望が強い気持ちや
他人妬む気持ちなどが
1つづつ別々の部屋にいて、
心の動き次第で色々な部屋と
繋がっているので感情次第で
一瞬のうちに表に顔を出すのです。
「幸福感」とは、
穏やかな気持ちで、
感謝することを
空気を吸うように
行う事で得られるものです。
もし邪な気持ちが一瞬顔を出しても
すかさず打ち消すことが出来れば、
「不幸」な気持ちに
引きずられることはなくなります。
「斎藤一人」さんが
話されている「天国言葉」と
あらゆることに対して
感謝を口にする習慣が身につけば、
必然と「幸福」は訪れてくるでしょう。
例えば、レストランや
食事を提供する店で、
ウエイターやオーナーの方に
「有難う」を伝えることを習慣化する。
お金を払っているのだから、
提供するサービスを
受けることは当たり前
と思わない事です。
その場で触れた「ご縁」に
気付きその事に感謝することは、
恥ずかしいことではないし、
「客だ!」とふんぞり返る
必要もありません。
満腹感を満たしてくれる
スタッフに「有難う」
といえる勇気を持つ
ただそれだけで「幸せ」が
いつも自分を
包んでくれるようになります。
「我を強情に通さず、お互い様」が
大事という事です。
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